三機工業株式会社(北陸支店)

建設現場の空調設備構築等

業務専用車を利用して現場への移動、4月開始アルコールチェック義務化に対し、 アルコール検知器との組み合わせで迅速対応

社名

三機工業株式会社(北陸支店)

https://www.sanki.co.jp/

会社概要

社会インフラにかかわる多様な要素技術を保有し、建築設備業界として空調、衛生、電気、情報通信、搬送システム、上・下水処理施設、などの事業を展開。エンジニアリング企業として、サステナブルな世界の実現に貢献し、「選ばれ続ける」会社になることを2050年までの超長期ビジョンとして定め、カーボンニュートラル達成などサステナビリティ経営を推進している。

導入プラン

シンプルプラン

導入時期

2022年9月

車両用途

建設現場(ビル、工場など)の空調設備構築等の業務で、現場への移動に車両を利用 職場に戻らず、自宅から工事現場に直行直帰することが日常茶飯事

管理車両

リース車、レンタカー

北陸支店 管理課 栗山 友城 様

総務、人事などの管理業務を担当しシステム導入などの運用管理を対応

車両の利用用途について教えてください。 
当支店では、建設現場(ビル、工場など)の空調、衛生の設備施工等が主な業務であり、業務専用車を利用して現場へ移動する際に車両を利用しております。基本的には拠点事務所ではなく現場への移動が中心であり、アルコールチェックを含む運転前点呼については遠隔で実施することになります。
2022年4月からのアルコールチェック義務化対応はどのように対応されてきましたか? 
(藤井社長)直行直帰が頻繁にあるため、2022年4月の義務化開始後すぐにアルコールチェック専門の社員を採用しました。アルコールチェックが必要な朝と夕方の時間帯に入ってもらいチェック管理業務を徹底しております。
当支店では、各運転者より、月報として紙の記録簿に記入し、後で提出してもらう形式をとっていました。また、従来より社員に簡易型のアルコール検知器を配付し、適宜アルコールチェック測定を行うこととしていました。
4月の義務化では、アルコールチェックの目視での確認、現場への移動の際は電話等で確認をして、従来同様の紙の記録簿を後で管理者に提出してもらう形をとっていました。
義務化以前よりアルコールチェックを配付していたのですね?
はい、そうですね。直行直帰の業務が中心のため、アルコール検知器の配付はもちろん、事故防止目的を含め、ドライブレコーダーも導入し、安全運転の徹底をサポートしてきております。
直行直帰がメインですが、アルコールチェックで課題を感じることはありましたか?
事務所での目視確認、直行直帰時は電話でアルコールチェック項目を確認しておりましたが、運転者と管理者の間で、検査結果をリアルタイムで共有できないこともあり確認に時間がかかります。また、あとで提出してもらう紙の記録簿の管理も大変です。
また、働き方改革(DX化)の一環で、積極的にデジタル化/クラウド管理を推進しており、アルコールチェック業務でもクラウド管理で効率化できればと考えておりました。
『スリーゼロ』を知ったキッカケを教えてください。 
当支店ではいくつか他社サービス含め検討していました。直行直帰がほとんどの勤務形態の為、①運転者と管理者がリアルタイムでアルコールチェック検査結果を確認できること、②既に導入中のアルコール検知器を使えること、加えて導入コストを抑えられないか?という点でサービスを探していた所『スリーゼロ』に巡り合いました。
『スリーゼロ』導入の決め手は? 
当支店では、既に運転者にアルコール検知器を配付しており、検知器の種類を問わないこと、管理者と運転者の間でリアルタイムに記録確認ができるサービスを中心に数社比較しました。クラウド管理サービスでは、専用のアルコール検知器が必要なものも多く、その中で『スリーゼロ』はさまざまな検知器に対応していること、保有している検知器が『スリーゼロ』に対応していたため、すぐ運用を始められることが決め手となりました。
ご利用いただいている中で、現場に変化はありましたか? 
既に導入しているアルコール検知器で、簡単に検査記録をデータ管理できるので、直ぐにサービス運用を始められました。システム自体の使い勝手もよく、社員もうまく活用出来ていると思います。また、管理者と運転者でリアルタイムに情報が共有できるので直行直帰でも確認でき、業務負担が軽くなりました。
『スリーゼロ』への今後の期待することはありますか? 
先ほど少し触れましたが、働き方改革(DX化)の取り組みで、デジタル化/クラウド管理を推進しております。
車両においてはドライブレコーダーを設置したテレマティクスサービスを導入し、安全運転の徹底を推進しております。ドラレコ、テレマティクスサービスとアルコールチェックがセットになったようなサービスがあると、今後買い替え時などに検討できると思っております。そういった他社サービスとの連携も期待します。
あと『スリーゼロ』の課題ではないのですが、直行直帰中心であり、帰宅前に車中にてアルコールチェックを行うことが多いので、夜間、車の中のような暗い環境でも対応できるソリューションがあればと思いますね。

インタビュー担当より

直行直帰にも対応できるという点が『スリーゼロ』のようなクラウド型管理サービスの特長ではありますが、三機工業様の事例にありますように、“長い期間、自宅と現場の行き来が発生する用途では、従来の紙管理では義務化対応がきわめて困難であり、クラウド管理が不可欠である”こと、インタビューを通し再認識させていただきました。三機工業様では、社内の働き方改革(DX化)を積極的に取り組まれており、アルコールチェック義務化対応、検査記録の管理の省力化に『スリーゼロ』がお役に立ててうれしく思います。まだまだ直行直帰・他の業務管理連携含め、やるべきことがあることを再認識し、お客様の課題・要望を参考に、より一層のサービス向上に努めていければと思います。ありがとうございました。