従来からの紙運用で義務化対応に限界感...。
『スリーゼロ』で現場管理者の業務負荷を最小限に抑えてスピーディにスタート
会社概要
「空気をかえよう」をスローガンにニッチ市場に特化したユニークなブランドを保有し、市場で高いシェアを獲得している日用品メーカー。消臭芳香剤「消臭力」、防虫剤「ムシューダ」、脱臭剤「脱臭炭」、除湿剤「ドライペット」、米びつ用防虫剤「米唐番」など、独自の空気ビジネスの新技術をいかして新市場を創造し、空気をとおして暮らしを明るく元気にすることを目指し事業活動をおこなっている。
導入プラン
シンプルプラン
導入時期
2022年9月
車両用途
営業用途
管理車両
主にリース車
営業部門 国内営業本部 営業支援グループ 森 早由奈 様
営業サポート業務全般、リース車両導入管理、日報システムメンテナンス、アルコールチェック環境構築など全国の事業所のアルコールチェックを管理している。
- 車両の利用用途に関して教えてください。
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主に、営業部門の社員がお客様先へ向かうのにほぼ毎日利用しています。
首都圏など電車移動が便利な拠点では部門(2~3人共用)で車両を利用したり、工場勤務がある場合は、自家用車(数台レベルですが)を利用することがあります。 - 2022年4月からのアルコールチェック義務化はどのように対応されてきましたか?
- 義務化以前より、運転者に紙の運転日報を提出してもらう形をとっております。 4月義務化に際し、従来からの紙の運転日報にアルコールチェック項目を追加して以前と同様、運転者に運転日報を提出いただく形で始めました。また、対面での酒気帯び確認ができない場合は、配布しているスマートフォンを活用し、Zoomを使って目視確認をして安全運転の徹底に努めてきました。
- Zoomを使っての目視確認は大変ではなかったですか?
- 当社では、直行直帰など目視確認できない場合の対応として、営業スタッフ全員に配布しているスマートフォンを活用しZoomのビデオ会議機能で目視確認し、社員の安全運転を確保してきました。しっかりと目視確認を徹底はしていたのですが、現場の管理者からは、1日2回あるチェックの時間も不定期であり、Zoomで確認するのは業務負担があったと伺っております。
- 安全運転・法令順守をしっかりされていますね。導入において課題はありましたか?
- 従来から運用している紙の運転日報は、A4サイズで収まる形でしたが、義務化に伴うアルコールチェック項目が追加されたことで、A4サイズに収めるにはフォントサイズを小さくすべきか?A3サイズにすべきか?導入時に悩みもありました。A4サイズにて始めましたが、運転者によっては文字が見えないとか、チェックする項目が多くなったなど現場からの声もありました。紙の運転日報を提出してもらい、管理していましたが、アルコールチェック項目が増えたことで、記録管理業務も増えた印象です。
- 『スリーゼロ』を知ったきっかけを教えてください。
- 4月義務化の半年前から、アルコールチェック管理に関するサービス等を探していました。急ぎ対応する必要がありましたが、従来の運用方法を変更すると現場の負担が大きくなるため、現在行っている運用方法を変えずに導入できるアルコールチェック管理サービスを検討していました。その中で、『スリーゼロ』は、従来の運用方法を変えずに①アルコールチェックを簡単に管理できること、②今あるアルコール検知器を利用できること、③コストを抑えて導入できること、というポイントが当社とマッチしており『スリーゼロ』に辿り着きました。
- 『スリーゼロ』導入の決め手を教えてください。
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当社は、全国に営業がいるためアルコールチェックの業務負担が大きく、クラウド管理の導入を検討していました。既に運転者にアルコール検知器を配布しており、その検知器を使って記録管理ができること、低コストで導入できるサービスを中心に数社比較していました。クラウド管理サービスは専用検知器が必要なものが多いため選定に悩んでいましたが、『スリーゼロ』は、既存のアルコール検知器を有効活用できる、加えてコストを抑えて導入できることが決め手になりました。
現在は、紙での運転日報+アルコールチェック管理サービス『スリーゼロ』にて運用しております。 - 『スリーゼロ』導入後、課題は解決されましたか?
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はい。アルコール検知器の測定結果を自動でクラウド管理できるので、管理側としては、紙からエクセルへの集計作業などの負担が軽減されました。
また現場管理者にて、直行直帰などZoomでの目視確認をしていた部分は、導入後は顔写真、検知器のデータをブラウザ上で見ながら電話確認する形になり、現場の業務負担が軽減されたと思います。 - ご利用いただいている中で、現場に変化はありましたか?
- 『スリーゼロ』を導入したことにより、アルコールチェックデータが数字で正確に記録されることから、現場からはこれまで以上に前日の飲酒量を気にする方も増えたという意見もありました。サービス導入後は社内の安全運転に対する意識がより高まっていると思います。
- 『スリーゼロ』への今後の要望や期待について教えてください。
- 管理側として、データのCSV出力などは大変助かっております。運転者アプリもシンプルな操作性のため、スムーズに活用できていると思います。今後の期待として、会社の組織変更なども継続的に発生すると思いますので、組織の変更をどの管理担当者でも簡単に対応できるマニュアル、ツール等があれば助かります。
- 貴社の安全運転の取り組みについて教えていただけますか?
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安全運転に関しては、ほとんどの車両にドラレコを設置して社員の安全運転の管理を行っています。
また、年に1回社員の事故防止目的を含め「安全運転講習」を実施し、社内の安全運転の意識付けを徹底しています。公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団(所在地:東京都文京区後楽/会長:岩村敬)が主催する「2022年度 エコドライブ活動コンクール(※1)」に初めて参加し『優秀賞』をいただきました。
今後もアルコールチェック項目の確認を徹底するだけでなくこうした安全運転の取り組みを積極的に行っていきたいと思います。
(※1)https://www.st-c.co.jp/news/newsrelease/2022/20221202_001864.html
『スリーゼロ』導入後、運転日報含めたクラウド化の提案もあがってきております。
現場で一気にすべてのチェック項目をIT化すると、現場が使いこなせないメンバーもでてくると思いますので、現場とコミュニケーションをとりながら、検討していきたいと思います。
⇒ 『スリーゼロ』プレミアムプランでは、アルコールチェック連動運転日誌機能もありますので、是非ともご検討いただければ幸いです(担当)。
インタビュー担当より
今回インタビューさせていただいたエステー株式会社の森様は、社員の安全運転に対して高い意識をもって取り組んでおられます。単に義務化対応するだけに留まらず、現場(管理者・運転者)の業務負担を最小限に抑えるべく検討していることが感じられました。実際に運用する運転者の立場に立ったシステムの導入・運用のご検討に感銘を受けました。
将来的に運転日誌もデジタル化を検討しているとのことで、プレミアムプランではシンプルな操作性の運転日誌機能もありますので、エステー様のお力になれればと思っております。今後もお客様からのご要望に対応できるよう精進していきたいと思います。