ケルヒャー ジャパン株式会社

家庭用・業務用清掃機器メーカー

全国19拠点の記録をクラウドで管理し、現場状況をリアルタイムに把握!『スリーゼロ』の操作動画を作成し導入をスムーズに実現

社名

ケルヒャー ジャパン株式会社 様

https://www.kaercher.com/jp/

会社概要

清掃機器の最大手メーカー、ドイツ・ケルヒャー社の日本法人。ケルヒャー ジャパンは1988年に創立して以来、高圧洗浄機をはじめ、スチームクリーナーの販売など家庭用及び業務用のトータル清掃・洗浄システムなどを展開。

導入プラン

シンプルプラン

導入時期

2022年9月

車両用途

営業およびエンジニア部門の社員がお客様先を訪問する際や製品などの運搬に利用

管理車両

リース車両(※ハイエース、キャラバンなど大型車中心)

人事総務部 担当者 様

義務化対応だけでなく車両の入れ替え、事故対応、駐車場関係契約手続きなど車両関係やファシリティの対応、法務関係など会社の環境構築業務を管理している。

車両の利用用途に関して教えてください。
全国のフィールドにいる営業やエンジニア部門の社員がお客様先へ向かうために利用しています。直行直帰の業務体系で毎日約240~250台の車両が稼働しており、当社はお客様先で製品(大型業務機器)の実演や修理品を回収することがあるため、大型業務機器をのせるためのハイエース、キャラバンなど大型のワンボックス車を主に利用しております。
『スリーゼロ』導入前、義務化対応について教えてください。
2022年4月の義務化施行時は、アルコール検知器を揃えることができなかったため目視で確認、エクセルでの記録管理を行っていました。また、直行直帰時には、運転者とメールやGoogleチャットを使って連絡を取り、電話による確認対応を行っていました。
当社では全国に19箇所の拠点があり、各拠点で安全運転管理者を配置し、記録簿のとりまとめをしていました。このため、記録簿が拠点ごとのフォーマットになってしまい、本社で情報を統一して管理、把握することが難しいという課題がありました。そのため、統一された情報が一括で確認できるクラウド管理サービスを検討していました。
『スリーゼロ』導入の決め手を教えてください。
昨年5月の展示会(総務サービスEXPO)に参加し、アルコール検知器とクラウドサービスを探していたところ、『スリーゼロ』のサービスを知りました。
導入の決め手は、シンプルな機能・操作性と義務化に対応できる点、加えて導入コストが抑えられる点です。『スリーゼロ』では、アルコールチェック確認項目を、当社独自に修正・追加でき、従来から徹底していたチェック項目を引き続き運用できるのも良かったです。アルコール検知器については、貴社よりシャープマーケティングジャパン様をご紹介いただきクラウド管理と合わせて揃えることが出来ました。
『スリーゼロ』導入後、課題は解決されましたか?
はい。本社で管理状況を把握できない課題は『スリーゼロ』導入で情報を統一することができましたので、本社で全国19拠点の記録を把握出来るようになりました。また、拠点の管理者はエクセルでの検査結果を記録や本社へ提出する手間もなくなり管理業務の負担が軽減されました。
更に『スリーゼロ』では、当社がエクセルで管理していたアルコールチェック項目をそのままクラウド対応できるので、現場への説明もスムーズでした。
具体的に現場への説明はどのように実施されましたか?
紙での操作手順書を作成しても読んでもらえないので、今回『スリーゼロ』の一連の操作手順を動画として作成しました。動画による操作説明はわかりやすかったのか?社内からの問い合わせも少なかったです。
大変に参考になります。社内導入で一苦労されることで、スムーズに導入が進むということですね。
はい。『スリーゼロ』はシンプルな操作性のため動画作成もそれほど大変ではありませんでした。
ご利用いただいている中で、現場に変化はありましたか?
当初、アルコールチェック義務化が始まったからやらざるを得ない、業務負担が増えて大変といったマイナスの意識があったのは事実です。『スリーゼロ』導入で業務負担が軽減されたことで意識は変わってきていると思います。これを機により社内の安全運転の徹底に取り組んでいきたいと思います。
『スリーゼロ』への今後の要望や期待について教えてください。
特に大きな混乱もなくスムーズに利用できていると思います。強いて言うなら、運転者との検査結果の指差し確認はWEBの管理サイトに入らないとできないので、運転者が飲酒検査を実施したら、管理者にメール通知がくる仕組み(リマインダー通知)を追加してもらいたいです。一日に多くの運転者のアルコールチェックをするとチェック漏れなど時間ロスが発生することがあり、メールのリマインダーから直接URLをアクセスして確認&承認できればより便利になると思います。

インタビュー担当より

ケルヒャー ジャパンの人事総務担当者様は、義務化対応にあたり現場の業務負荷軽減を最優先に考慮して取り組んでおられます。『スリーゼロ』導入にあたってもわかりやすい説明動画を作成するなどの取り組みに感銘を受けました。『スリーゼロ』導入で、エクセル管理からクラウドへの移行がスムーズに進んだと伺い、大変嬉しく思います。業務上、(運転者が乗り慣れてない)大型のワンボックス車を使用されているため安全運行にご苦労されていると伺いました。『スリーゼロ』導入をきっかけに現場の業務負担軽減に加え、社内の安全運転意識がより高まればと思います。ご要望にありましたリマインダー通知に関しては開発担当にフィードバックいたします。お客様の課題・要望を参考に、より一層のサービス向上に努めてまいります。ありがとうございました。