株式会社ニチレイフーズ

冷凍食品/レトルト食品等の製造及び販売事業

『スリーゼロ』+「コールセンター業務委託」を組み合わせて導入し万全の義務化対応。全国20拠点の現場業務の負担を最優先に考慮。

社名

株式会社ニチレイフーズ 様

https://www.nichireifoods.co.jp/

会社概要

冷凍食品・レトルト食品・缶詰・包装氷等の製造・加工並びにこれらの製品の販売。独自の商品開発力と品質保証力を活かした冷凍食品(家庭用・業務用)、レトルト食品、ウエルネス食品を提供。
国内事業の冷凍食品では、家庭用・業務用ともチキン・米飯・冷凍野菜・春巻のシェアが高く、業務用では中食・総菜向けの商品の取り扱いが高いのが特徴。海外事業では、北米においてアジアンフード商品の開発と販売に注力。

導入プラン

プレミアムプラン

導入時期

2022年12月

車両用途

営業用途

管理車両

レンタカー/リース車両(都市部中心)、社用車(地方)

管理部総務グループ 中島 様、熊谷 様

車両の利用用途に関して教えてください
全国20事業所にいる営業部門の社員が営業用途で利用しています。当社では、都市部と地方で車両の管理方法が異なっており都市部では、公共交通機関と併用する形で、カーリース/カーレンタルを利用していますが、地方では、営業業務には毎日車両利用が不可欠ため、社用車を1人に1台の形で利用しています。
また、社用車の利用時は、会社への出社/帰社を前提にしておりましたが、新型ウイルスの流行以降は直行直帰も許可して運用しています。
アルコールチェック義務化の情報収集はどのように行われてきましたか?
2021年11月頃、カーリース会社より義務化情報を教えていただきました。その後、インターネット等で義務化について調査していましたが、漠然とした情報しか入らず情報収集に苦労しました。そのため、積極的にWEBセミナーに参加したり、各拠点経由で入手した各警察の情報を収集して、本社/各拠点で、アルコールチェック義務化の指差し確認をおこないながら、社内での知見を高めていきました。
2022年4月の義務化施行後、運用方法はどうされていましたか?
保有のアルコールチェックを使用して対面で実施し、検査結果はエクセルに記入して記録を管理してもらうよう統一していました。しかし、当社では現場の夜間早朝が3割を占めており、営業が朝の3時出発や22時帰宅というケースもあるため、その時間帯に承認者が受けつけることが困難なことがあり運用が大変でした。
夜間早朝の運用はどのように対処されましたか?
当初は、現場のアルコールチェックが役職者でも認証できるように設定し、臨機応変に対応していましたが、22年10月の第2弾法制化(※アルコール検知器の使用義務化)に向け、直行直帰/早朝深夜に関する自社の取り組み方針が正しいのか?不安でした。そのため、各拠点の安全運転管理者にて所轄の警察などに確認を取りながら、情報収集などを継続的に行っておりました。
『スリーゼロ』を知ったきっかけを教えて下さい。
アルコールチェック義務化をきっかけに、全社で効率的に管理できる手段(クラウド管理)などを検討していましたが、クラウド管理サービスには、サービス専用の検知器が必要な場合が多く、価格も高価(2万円台超)で、入手自体困難な時期であり、営業人数分を確保するために、各社に問い合わせるなど必死に探しておりました。その中で、貴社(AIoTクラウド)のインターネット記事を発見し『スリーゼロ』を知りました。保有している検知器を利用してクラウド管理できるというポイントも当社ニーズとマッチしており、昨年5月の展示会(総務サービスEXPO)で実際に説明を聞いて前向きに検討を進めました。
『スリーゼロ』導入の決め手を教えてください。
当社は、全国に拠点があるので義務化を機会に記録をクラウドで一元管理を検討していました。既にアルコール検知器を一部保有していたため、その検知器を使って記録管理ができるサービスを中心に数社比較していました。クラウド管理サービスは専用の検知器が必要なためサービスの選定に悩んでいましたが、『スリーゼロ」は、保有の検知器を活用してクラウド管理ができること、加えて運転日報もクラウドで一元管理できるところが決め手になりました。また、アルコール検知器も不足していたため相談したところ貴社(AIoTクラウド)よりシャープマーケティングジャパン様をご紹介いただき、検知器も安価で揃えることができました。
現場への「スリーゼロ」導入はスムーズに進みましたか?
はい。運転日報の項目を、自社チェック項目に合わせられるので、現場でも特に混乱なく導入することができました。検査結果の写真を撮影するだけで記録を保存できるシンプルな操作性なのもありがたいです。
管理者として、導入時に取り組まれていたこと・苦労されていたことはありますか?
管理部門として、義務化に関する情報収集(セミナー参加、警察庁ヒアリング)、『スリーゼロ』運用含めた勉強会などを実施し、社内(安全運転管理者)での義務化徹底を努めました。
現場では夜間早朝の承認対応の課題があり、導入時に貴社(AIoTクラウド)に相談したところ、連携可能なパーソルワークスデザイン社をご紹介いただき夜間早朝の業務委託を行うことができ現場の業務負担が軽減され環境構築を整備することが出来ました。管理者として現場の声を聞きこれからも社内の安全運転の徹底に取り組んでいきたいと思います。
『スリーゼロ』への今後の要望や期待について教えてください。
現場からの意見として、検査結果の確認や承認作業など全てアプリで完結できるようにしてほしいという要望があります。営業で外にいることが多くPCでの検索結果の確認作業が困難なため承認作業を全てアプリで完結できることを期待します。当社では都市部では社用車だけでなくレンタカーも活用しているので、社用車やレンタカーを統合した車両予約サービスがあると助かります。また、まだ運転者が慣れない所もあり、操作ミスなのか?サービス不具合なのか?管理部門では、現場状況がわからず、その都度問い合わせさせていただき、貴社にて迅速に回答いただいておりますが、管理ツール上でそういったことがわかれば問い合わせ回数も減り助かります。

※アプリ(スマートフォン)での承認は、現在は対応しております。

インタビュー担当より

ニチレイフーズ様は、義務化施工後、各拠点の警察の通知を確認し現場に共有、社内で義務化関連の勉強会を開催するなど義務化への理解を会社として深め全社員に徹底して導入に取り組まれました。『スリーゼロ』導入後は、アルコールチェックだけでなく、現場の夜間早朝の対応など外部業者を活用し従業員の業務の負担軽減に努められています。ご要望にありました、すべての作業をアプリで完結できる仕様ですが、3月30日のバージョンアップにて対応させていただきました。是非ご活用ください。また、保有車両やレンタカーの混在した車両予約のニーズに関しては、お客様要望として担当者にフィードバックさせていただきます。貴社取り組みのお話を伺えて大変うれしく思います。他社様にも、貴社取り組みをご紹介できればと思います。