OBD2とは、「On-Board Diagnostics (オン・ボード・ダイアグノーシス) Second Generation(セカンドジェネレーション)」の略です。OBDとは自動車の電子制御ユニット(以下、ECU)に備わる自己診断システムを指します。OBDではECUの自己診断により、ブレーキ等に故障があれば運転者に警告してくれます。
OBD2とは、ECUの自己診断システムの第2世代のことで、OBD1よりも故障コードの読み取りがより簡単になりました。1996年以降は、OBD2が標準装備となっています。
これにより、ECUの故障を早期発見することができたり、車両のパフォーマンスデータをリアルタイムで取得することができます。