「白タク」とは、「白タク行為」と言われることも多いですが、国や地方自治体の許可を得ずに営業を行っているタクシーのことを指します。白タクの白は、白ナンバーの意味です。タクシーの営業許可を得ると、「一般貨物自動車運送事業許可」を得たことになり、緑ナンバーが付与されます。
安全な送迎のためにも、白タク行為は法律で禁止されています。
■白タク行為を行うとどうなるか
営業許可を得ずにタクシー事業を行うと、道路運送法違反となり、「3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金」となっています。
■日本でも、新制度「自家用車活用事業」として「ライドシェア」が、一部解禁(2024年4月)
道路運送法第78条第3号「共の福祉を確保するためやむを得ない場合において、国土交通大臣の許可を受けて地域又は期間を限定して運送の用に供するとき」を根拠に、タクシーが不足する地域や時期、時間帯において、地域の自家用車や一般ドライバーを活用して行う有償運送を可能とする制度が始まりました。