ながら運転とは、自動車や自転車の運転中に、スマートフォンやカーナビを操作することを意味します。ながら運転は危険です。ドライバーの注意が運転からそれ、道路の様子や周囲の状況を把握し、素早く反応したり正確な判断したりすることの妨げになるからです。
日本では、ながら運転による事故や実際に危険を生じさせた場合、「1年以下の懲役または30万円以下の罰金」が課されます。
また、2024年の11月からは、自転車走行中のながら運転も、歩行者などに実際に危険を生じさせた場合、「6か月以下の懲役または10万円以下の罰金、もしくは1年以下の懲役または30万円以下の罰金」が課されます。
ながら運転を防ぐためには、運転する前に調べものやカーナビのルート検索は済ませておくことです。また運転中に着信があった場合でもその場では反応せず、安全な場所に車を停めてから、折り返し電話をしましょう。