じかんがいろうどうのじょうげんきせい 時間外労働の上限規制

時間外労働の上限規制とは、労働者が一定期間内で行える時間外労働(残業)の上限時間を定める法律のことを指します。この法律は、労働者の過労による健康被害や過労死を防ぐためにあります。
現在は、通常年間720時間未満、月間100時間未満の時間外労働の上限が定めれています。また、2~6か月平均で月80時間の残業時間を超えないようにすることも求められています。企業がこの法律に違反した場合は罰則が課せられたり行政処分されたり、社名が公表されたりする場合があります。
もし時間外労働を行う場合は、36協定(労使協定)の締結が必要です。